※ただし「好きな人(イケメン)」に限る

たとえ裏切られても、まさか復讐されても、よもや利用されても、もしも脅迫されても、万が一 レ○プされたとしても・・・あなたを愛しているから、すべて許せるの!

穏やかな彼 (久我ひろこ:星合操) 〈小説〉

訳/ 久我 ひろこ : 絵/ 星合操
作/ ペニー・ジョーダン @1986 Penny Jordan
題/ Capable of Feeling (R-580)

ハーレクイン 増刊 2015年 ペニー・ジョーダン号

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【個人的あらすじ】

 イギリス:ケンブリッジで秘書をしているヒロイン/ソフィ・マーレイ(26歳)は、ボスのコンピューター技師であるヒーロー/ジョナサン・フィリップ(通称ジョン:34歳)のもとで働きながら、もう一生独身だと諦めていた。
 学生時代の元カレ/クリスと初めてセックスした時、バージンだったソフィが感じていないと知った彼に、「反応できないのは女じゃない」「不感症の女と結婚したがる男はいない」と辱められたせいで、彼女は女性としての自信をなくしてしまった。さらにソフィは、自分の身体が170センチ以上の長身な痩せ型で、女らしくない体形だと思っている。
 そんなソフィにとって、まるで性衝動を持たないように見えるジョンは、気楽に付き合える唯一の男性だった。

 ある日、ジョンが引き取った亡兄の子供たち――兄/デビッド(10歳)と妹/アレクサンドラ(通称アレックス:8歳)のベビー・シッターが、突然辞めてしまったと連絡を受けたソフィは、ジョンの出張中は自分が子供たちを世話すると申し出た。
 するとジョンは不意に、自分には妻が必要で「きみと結婚したい」と言いだし――。

【いろいろポインツ】

 ハーレクインって、漫画はエッチチラリなのに、小説だとガッツリ表現してますよね。漫画でそこに踏み込むと、少女漫画の並びじゃなくて猥褻隔離棚に追いやられるからでしょうか。それにしては、男同士ものだと挿入シーンがあっても少女漫画扱いなのは、これ如何に(笑)

 まあ本題にいきますと、眼鏡で素顔を隠して異性に興味ないふりをしないと女性問題から逃げられないイケメンってどうなのよ、ジョン(笑)
 まあ、ソフィときたら、自分がセクシーじゃないと信じ込んで、ジョンの最初からの好き好きビームに気づかないほどの鈍さなんだから、ちょうどいいんじゃないかと思います(笑)
 いいよね、ヒロインにメロメロなのが丸わかりなヒーローって。

【胸キュン最高点】

ジョン「あけないほうがいいという箱があるね。パンドラの箱だ。でも、もう手遅れで引き返せない。きみが欲しいんだ、ソフィ」 素直で可愛すぎる♡