無防備すぎる情熱 (水沢友希)
画/ 水沢 友希
作/ キャシー・ウィリアムズ@2014 Cathy Williams
題/ Secrets of Ruthless Tycoon (R-3032)
ハーレクイン 増刊 2015年 秋号
【個人的あらすじ】
アイルランド:バリベイの田舎で宿屋パブを経営するヒロイン/ブリアンナ・サリバンは、雪の夜に突然現れたハンサムな宿泊客のヒーロー/レオに目を奪われる。
季節外れの観光客なんて、外から来てやがて帰っていくだけ――レオは、ブリアンナに昔の恋の痛みを思い出させた。
小説を書くために大企業を辞めて旅に出た、というレオは、ブリアンナに彼女自身や村の住人のことを詳しく聞きたがる。しかし、彼の本当の目的は、この村に住む自分を捨てた母親/ブリジッド・マグワイア(通称ビリー)を探ることだった。しかし、ビリーは今、心臓発作で入院中だと知り、レオはここで数日過ごすことにした。
女性とは一時的な関係でいいと思っているレオだが、飾り気のない魅力を持つブリアンナに興味を持ち、彼女も彼に惹かれていく。やがて2人は、ひと時の楽しみだと同意して、大人の関係になった。
雪に閉じ込められ、ティーンのように触れるだけで求め合う2人だったが、退院したビリーが同居することになり――。
【おすすめポインツ】
金持ちなイケメンが、「永久的な関係を持つ気はない」と言いながら、ぐいぐいアプローチかけてきて、上手なセックスでとろとろに熔かしてくれる――としたら、やっぱり拒めないのが女というものかは(古語)
皮肉ではなく、普通に恋愛物としてきちんとしていて、映画を見ているような雰囲気でした。
【もにょるポインツ】
そんなにヒロインが欲しいなら、彼女が来るより先に、電話でも会いに行ってもいいんじゃないかしら。ていうか、全てがタイミングよすぎるのが気になりました。
あと、話に全く関係ないんですが、名前が分からないんです、ヒーローの(笑)
【勝手に印象三昧】
ラブラブ度 ★ ★ ★ ☆ ☆
今更ですが、この項目の判断にエッチと妄想は含みません(笑) お約束ですが、女性は一時的でいいとか子供はいらないとかいう男は、チン◯切って修道院へ行ってしまえ。
ドキドキ度 ★ ★ ☆ ☆ ☆
もしも、ブリアンナが告白しに行かなかったら、レオはそのまま諦めたかもしれない。
ワクワク度 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
50ページ以内で想像できるエンディングでした。
ウルウル度 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
むしろ、全員幸せになったと思います。
もしもの離婚率 → 20%