散りゆく愛に奇跡を (百日紅ばなな)
画/ 百日紅 ばなな
作/ モーリーン・チャイルド @2009 Maureen Child
題/ Claiming King's Baby [Kings of California #5] (D-1396)
ハーレクイン darling 2015年 vol.40
【個人的あらすじ】
療法士のヒロイン/マギー・キングは、別居中の夫で牧場経営者のヒーロー/ジャスティス・キングに離婚申請書を突きつけるため、彼に会いに戻ってきたが、別れを認めないジャスティスに流されてベッドを共にしてしまう。だが、2人の溝は埋まらず、マギーは再び牧場を去った。
それから1年数か月後、ジャスティスが落馬で大怪我を負い、リハビリのためにマギーが牧場へやってくる――あの夜に授かった彼との息子/ジョナスと共に。
「あなたが父親よ」と告げるマギーの言葉を、ジャスティスは頑なに認めない。
実は10年前、両親が死亡した交通事故で、自らも負傷して生殖能力を失ったことを、家族にも隠してきたジャスティス。子供が欲しくてたまらなかったマギーに、彼はプライドから「子供は欲しくない」と拒否し続け、それが夫婦の決定的な亀裂になったのだった。
しかし、一緒に暮らすうちに、ジャスティスは息子との父子鑑定を考え始め――。
【おすすめポインツ】
決して諦めないヒロインはすごいと思います。それと子供ポイントはメチャ高し。
【もにょるポインツ】
子供を作れないなら、きちんと結婚前に申告するべき。それ以前に、性欲だけで抱きたがってるようなバカ野郎は、結婚なんかしなければいいのに。自分のプライドを守るために、2度も妻を追い出すとか何なんですかね。
流されやすくて何でも許してくれるヒロインでよかったですね。
【勝手に印象三昧】
ラブラブ度 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
がっかりにもほどがあります。
ドキドキ度 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ときめきが探せませんでした。
ワクワク度 ★ ☆ ☆ ☆ ☆
予想以上にずっと愛し続けたマギーに★1つ。
ウルウル度 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
なしで。
もしもの離婚率 → 80%